書店でも購入できますが、誓教寺にもいくつか在庫があります。お問い合わせください。


 

 

 いよいよ部派分裂です。

 

一味和合の釈尊の比丘サンガが

仏滅百年後に上座部と大衆部に分裂しました。

アショーカ王が世に出るまでのその後の百年間に、

さらに分裂して合計で二十部になりました。

さて、この二十部の中に

釈尊の教えのままを保っている部派はあるのでしょうか。

みんな、少しずつ変わってしまったのでしょうか。

 

答えは読んでみてのお楽しみ、です。

 


『日本仏教は仏教なのか?』の第二巻です。

お釈迦様の大般涅槃前後から聖典の第一結集までです。

まだ全然日本仏教に入っていませんが、

遠回りするには理由があります。

「日本仏教とは何か」と考えるとき、

そもそも私たちは「仏教とは何か」知っているのか、

これまで知っていると思っていたことは

間違いではないのか、

というところまで厳密に

歴史を遡ってみないといけないと考えたからです。

お釈迦様にきちんと向き合い、

お釈迦様の教えからずれていないかと気を付けながら、書き進めています。

 

田舎寺の住職がドン・キホーテみたいなことをしていますが、ドン・キホーテも信念に基づいて好きなことをして、けっこう幸せ者だったのではないかと思っています。周りの人は堪ったものではないでしょうけど……

 

これまでの仏教史研究に再考を迫る信念の第二巻を

どうぞご一読ください。


 こちらの論文集に住職も執筆しております。「テーラワーダは三度、海を渡る」というふざけたタイトルですが、中身はまじめです。明治の釋興然、戦後のミャンマー仏教界との交流、そしてスマナサーラ長老に始まる’80年代からのテーラワーダの日本への「根付き」について検討し、近未来の日本におけるテーラワーダのあり方まで予想しています。

 京都大学・地域研究統合情報センターの研究プロジェクトの一部門の成果として編纂されました。

 タイなどに関する他の論文も、いずれも硬い論文というよりは一般読者にも楽に読めるように工夫されています。さまざまな角度から楽しめる、学術論文集というよりは「読み物」になっています。

 詳しくは、出版元の勉誠出版のホームページまたはAmazonなどで検索してみてください。よろしければご一読をお願いいたします。

 表紙は名古屋の日泰寺です。仏舎利を奉迎した日タイ交流の日本での象徴的寺院です。

 


 

 

まあ、お釈迦様が実在するのは当たり前なのですが、

 明治以降の「近代仏教学」の研究の仕方ではその存在が見えにくくなっているようです。

 そのうえ、日本仏教の現場ではお釈迦様より各宗派の開祖様の方が大事?みたいで……

 宗教学者が見た「ここが変だよ日本仏教」攻撃に仏教学者住職は華麗に反撃できるか。

 

一般書店、ネット通販、または誓教寺でお求めください。


悟りをテーマにした本を最近は書店でもよく目にするようになりました。

 

悟りとか修行とか、ほんの一昔前までは「難しい」、「厳しい」、

「私たちには到底手が届かないものだ」などと腫物のように言われていたことが近頃はとても身近になって、嬉しいことです。

人々の仏教への関心が高まっているのだと思います。

 

テレビでは今、天台宗の千日回峰行への挑戦が話題です。

 

しかし悟りへの道は、あんな大変な、苦しいものばかりではありません。

悟りについて、お釈迦様の正しい教えが広がり、

正しく悟りを目指す人々が増えてくれると嬉しいです。

 


『日本仏教は仏教なのか?』第一巻「仏教の起源」藤本晃(サンガ)

 

三巻本の第一巻です。長年あいまいなままだった、

「釈尊の直説が残っているのか」という問題を取り上げています。

結論は、「現存するパーリ語の聖典が釈尊が語った言葉そのままです」です。

 

まだ日本仏教どころか、「仏教の起源」までです。

The first of three volume series, on the Starting Point of Buddhism

 

  仏教はお釈迦様から始まりました。しかし私たちが仏教だと思っているものは、お釈迦様が説かれた教えと同じなのでしょうか。それとも、時とともにどんどん変わっていったものなのでしょうか。

  お釈迦さまが説かれた教えは、初期経典の中に遺されています。しかしその初期経典さえ、お釈迦さまが亡くなられた後、改変されたものだと主張する学者もいます。

  初期経典は大乗経典と同じように創作を含んでいるのか。それとも、お釈迦様の言葉をそのまま変えずに伝えているのか。その答えが、本書で明らかになります。

 明林堂ザ・モール周南店、明屋書店など、くだまつ、周南の書店で販売しています。

 誓教寺にもたくさんあります。お気軽にお問い合わせください。


『お釈迦様の物語 「ジャータカ」 』

アルボムッレ・スマナサーラ[監修]/藤本竜子[文]

上杉久代・佐藤広基・佐藤桃子・笛岡法子・藤本ほなみ[絵]



『「アビダンマッタサンガハ」を読む』藤本晃(サンガ)

 

『ブッダの実践心理学』のテキストを一冊で解説。


『浄土真宗は仏教なのか?』藤本晃(サンガ)

 

浄土真宗がどのようにお釈迦様の仏教と結びつくのか、ご一読あれ!


絵本『くじけない人の話 ~おしゃかさまの物語より(ジャータカ第124話)』

アルボムッレ・スマナサーラ・監修/藤本竜子・再話/笛岡法子・絵

(サンガ)


『ブッダの神通力』禅定と六神通と悟りへの道

藤本晃(サンガ)


『日本人なら知っておきたいお葬式の才覚』からだの始末と心の整理のつけ方    

藤本晃(新人物往来社)


『ブッダの実践心理学』全8巻    

スマナサーラ長老・藤本晃(サンガ)


『スマナサーラ長老の悩みをなくす七つの玉手箱』全7巻

スマナサーラ長老(国書刊行会)

(長老の誓教寺などでの法話を坊守が編集しました)


『ブッダの青年への教えー生命のネットワーク「シガーラ教誡経」』

スマナサーラ長老(国書刊行会)

(長老の誓教寺勉強会の講義を会のメンバーが編集しました)


『お布施って何?』

藤本晃(国書刊行会)


『死者たちの物語ー「餓鬼事経」和訳と解説』

藤本晃(国書刊行会)


『仏教の正しい先祖供養』

藤本晃(サンガ新書)


『悟りの階梯』

藤本晃(サンガ新書)